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世界を相手に、1兆円ビジネスを仕掛ける男たち。

アライアンスビジネス部 部長
宮脇一嘉

前職では外資系エネルギー企業において、国家的プロジェクトのリーダーを務める。ミッションであった国内大手企業との合弁会社を設立し、無事プロジェクトを軌道に載せた後、2014年当社に入社。現在、ユニット事業のプロジェクトリーダーとして活躍中。

専務取締役
吉川友貞

米国にてMBA取得。帰国後IT企業等で上場業務を経験した後、2007年に当社に入社。取締役財務本部長として東証二部上場、東証一部上場に貢献する。現在はCFOとして管理部門の担当役員でありながら、ユニット事業の責任者も兼務。京都大学大学院医学研究科非常勤講師。

社会を変えてしまうほどの、ユニットビジネスの可能性。

【吉川】2005年からスタートした当社の感染管理事業は、これまでクレベリンという製品名でゲル剤と液剤で販売を行ってきました。二酸化塩素ガス特許技術を応用したこの事業は、近年の感染症に対する予防意識の高まりを背景に急成長してきました。そしてこの度、当社は二酸化塩素を発生させる化学反応を電気的にオンオフできる「二酸化塩素発生ユニット」の開発に成功。ここに今までとは比較にならないほどの大きなビジネスチャンスが生まれました。

【宮脇】水をタダで飲むという概念の時代から、今ではお金を払ってでもより身体によい水を飲むようになりました。新型インフルエンザやエボラ出血熱の流行拡大などを社会的な背景として、空気に対する意識も変わりつつあり、感染症対策の大切さが今高まっています。これからは綺麗な空気にこそ価値がある、という空間除菌の考え方がより一層浸透していくと思われます。

【吉川】我々の強みは「二酸化塩素発生ユニット」というキープロダクトを開発したこと。オープンイノベーションの発想で、これから他社とアライアンスを組みながら大きく、早く、広く、オープンイノベーションをビジネスを展開していきます。仕掛けていきます。既に日経新聞などのマスコミにも取り上げられたことで、欧米の世界的グローバル企業をはじめとして、多種多様な業界から問合せがあります。

【宮脇】これまでにも家電メーカーや、住宅業界、自動車産業などに水面下で営業活動を進めてきましたが、手応えはかなりのものがありますね。各社とも二酸化塩素を応用した空間除菌というアイデアに対して大きな驚きと期待感を持っているようです。

【吉川】当面の目標は100億の市場をつくり出すこと。ただし、その数字はあくまで国内市場をにらんだ短期的なものです。グローバル市場を考えたならば数千億から1兆円といった数字も決して非現実的な話ではありません。

【宮脇】こんなに価値あるプロジェクトの立ち上げに責任感ある立場で関われるのですから、大きなやりがいを感じています。もちろんプレッシャーはありますが、ワクワクの方が何倍も大きいですね。

自らのボーダーを越えていくことは、ベンチャーに大切なマインドセット。

【宮脇】私は2014年の9月にこの会社に入りました。それまでは外資系企業で国家的なプロジェクトのリーダーをしていましたが、プロジェクトの目処が着いたところで当社への入社を決意しました。自分の人生を懸けるに値する仕事がここにあると思ったからです。

【吉川】最初に彼と会ったときのことは今でも覚えています。印象的だったのが「なんでもやりますよ」と言い切ったこと。これって本当に自信がある人間じゃないと、言えない言葉なんですよね。

【宮脇】私が仕事をしていく上でモットーとしていることはいつでも「イエスから入る」ということ。たとえ難しい要求を突きつけられてもまずはイエスで受け止めてからやり方を考えればいい。どれだけの難題であろうとも、その仕事は結局いつか誰かがやらなければならないもの。だったら自分がやればいいじゃないかと。

【吉川】そういうボーダレスなマインドセットというのは、ベンチャーにとっては非常に重要なのです。事業の立ち上げには誰もが尻込みしてしまうような難題がつきもの。そんな時に「じゃあ自分がやりましょう」と手を挙げる人間には自然とチャンスが集まっていきます。そういう意味では「なんでもやりますよ」という彼の言葉は、私の心の琴線に触れるものでした。

【宮脇】私からすると、逆に何でもやらせてくれることがありがたいのですね。たとえば新しいアイデアを思いついて企画書を書いたとしますよね。すると社長から直接「あれ、おもろいやないか、やってみろよ」と言われたりする。この風通しのよさが私にはたまらない魅力です。

老舗企業としての安定性と、ベンチャースピリッツとの融合。

【吉川】もともと我々は老舗の家庭薬メーカーで、よくご存知の「正露丸」を中心とするビジネスを展開してきたわけです。そういった老舗の良さと、今お話したようなベンチャーらしさを兼ね備えたところが、当社の魅力ではないでしょうか。もう少し言うなら、少々の失敗を許容できるほどの確固たる財務的安定感の上で、アグレッシブなトライができるということだと思います。

【宮脇】営業の最前線に立つ者としては、後ろを支えてくれる研究、技術、製造とのチームワークのよさも大きな魅力です。部門の垣根を越えてみんなが「もっとよくしよう」という前向きな気持ちで仕事に取り組んでいるので、セクショナリズム的なものにストレスを感じることがまったくありません。

【吉川】その辺りのモチベーションの変化は、やはり感染管理事業の成功体験が大きく影響していると思います。新規事業構築による急成長を体験したことで、誰もが自らの仕事の意義を再確認できました。さらに、近年中途採用に力を入れてきたことでさまざまなバックボーンを持った有能な人財が集まってきたことも大きいと思います。

【宮脇】「俺たちがやっていることって夢があるよね」。みんなにそんな共通意識があります。社内の雰囲気は非常に前向きです。

【吉川】2009年の上場以降、企業としても一人ひとりのヤル気をバックアップする制度を整えてきました。たとえば、予算上の営業利益の上振れ分の20%を社員に賞与還元する制度や、出来る人をどんどん昇格する人事制度の導入などです。さまざまな制度改革をこれからも進めていきます。

【宮脇】働いていても企業としての懐の深さを感じますね。自分をちゃんと見てくれているという安心感もあります。正直に言えば、上場企業とはいえ組織の小さな会社に転職することに不安もあったのですが、それはまったくの杞憂でした。逆に意思決定の速さや、共通のゴールに対する他部門からの強力な支援、経営との距離の近さといったプラス面の魅力を強く感じています。

ギブ&ギブ&ギブの精神で、周囲を幸せにし、結果的に会社の成長へ。

【吉川】彼の素晴らしいところは、周りを巻き込んでいく力だと思います。我々は誰もやっていないことをやっていくわけですから、当然さまざまな場面で意見の相違が起こります。彼の強みは懐疑的な意見を持つ人たちにも納得感を醸成していく力。いつの間にか周りを応援団に変えてしまうのです。要するに人を動かす力があるんですね。

【宮脇】そういってもらえるとうれしいですが、特に何か特別な力があるとは思っていません。反対に非常に多くの方に助けていただいていると感じています。今は社内が「チーム大幸」として一つになっている感覚があって、すごくありがたいですね。ただ、このプロジェクトのハンドリングをしているのは間違いなく自分なんだという自負はあります。だからこそこれだけのチャンスを与えてくれた経営陣や、私に協力してくれるたくさんの人たちのためにも、一日も早く成果を残したいと考えています。

【吉川】そう、人ってやはり1人では生きていけないし、会社も1社で存在しているわけではなく、当然周囲との関係性の中で存在しているわけです。そのため、そういった中で社会貢献をしたり、周りを幸せにしていくことが大事で、ミクロな組織の中で例えると、テイクありきのギブではなく、ギブ&ギブ&ギブの精神が重要だと考えます。こうした風土は実はリーダーシップの醸成を図っており、結果的に自分達の価値を高めることに繋がり、会社の成長に繋がるのです。

【宮脇】その考え方はチーム全体に浸透していますね。

【吉川】我々の使命はまずはこの二酸化塩素発生ユニットを、家電をはじめとするさまざまな製品に導入していくこと。そこから始まって乗り物や建物などに大きく展開していく。その先には世界市場が待っています。我々の夢は、空間除菌という新規市場を開拓してワールドリーダーとなること。そしてそれは世の中に新しい価値を生み出し、人類の幸福の最大化に貢献することにつながっています。ぜひ志と情熱のある方にジョインしてほしいと願っています。

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